構造・工法

構造・工法

適材適所

どんな工法を採用しているのですか?と聞かれることがあります。決まった構造や工法はありません。予算や周辺環境(防火規定、騒音等)の条件から、木、鉄骨、コンクリート、ブロック造のそれぞれの特徴をいかせる構造を採用します。1階はコンクリートやブロックで、2階は木造ということもあります。
木造の場合、軸組は、将来間仕切りの変更や省略が簡単に行えるように在来工法で、また床・屋根の水平面は、床下・天井裏の無駄なスペースを省ける2×4を使うことが多いです。これはローコストにするために有効です。構造が簡素になるし、美しい構造材を現して、かつ建物の高さを抑えることで建築材料の無駄も省けます。
断熱は一般には、柱の間にグラスウールを充填して、柱の外側にスタイロフォームを増し貼りして、性能を上げています。
材料が高くても、コストパフォーマンスが良くなる場合、発泡ウレタンやブローイングウールを使うこともあります。外断熱がベストである、と勧める本もありますが、コンクリート造やブロック造とは異なって、木造では、気密化しやすいなどの利点はあっても、絶対的な優位性はないと考えます。内部の壁の構造材を見せて、かつ柱巾分を本棚にするとかの必要があれば、外断熱にする必然性はありますが。

あくまで、構造や工法は、「適材適所」の判断で。